自由診療医院開設支援のKSメディカルサポート

独立は良いことばかりではない! 独立のデメリットと難しさについて

経営コラム

独立は良いことばかりではない! 独立のデメリットと難しさについて

「独立して病院を経営すること」を、自分のキャリアの一つの山であるととらえる人も多いことでしょう。実際、独立開業には数多くのメリットがあります。

しかし、独立開業にはデメリットがあるのも事実です。
今回はそのデメリットに焦点を当ててお話していきましょう。

■ 独立開業で得られるもの、独立開業で背負うもの

以前の記事でも取り上げましたが、同じ「医師」といっても、勤務医と開業医ではその収入に大きな差があります。

厚生労働省がまとめたデータでは、「病院勤務医の平均年収は1,479万円、対して開業医の収支額(収入から、借入金や退職金積み立て分などを除いたもの)は2,458万円である」と示されています。
1年の収入が1,000万円以上違うので、たとえば40歳の人が65歳まで働くと仮定した場合、病院勤務医と開業医の間では実に2億4475万円もの収入差が生じます。

もちろんこの数字は平均的なものにすぎませんし、実際には個々人の働き方によって収入は異なってきます。それでも、「年収」の面にのみ注目をするのであれば、独立開業をすることには非常に大きな意味があるといえるでしょう。

しかし、独立開業には大きなデメリットやリスク、注意点もあります。
・失敗したときのダメージが大きい
・事務処理などの雑務に時間を割かなければならない
・経営判断も最終的には自分で行わなければならない

などが挙げられますので、ひとつずつ確認していきましょう。

出典:厚生労働省 「勤務医の給料」と「開業医の収支差額」について

■ 考えておきたいのは、「リスクをどのように回避するか」

デメリットを知る目的の一つとして、「そのデメリットを解消するための方法を模索すること」があります。このためここでは、独立開業のデメリットとともに、それを解消するための方法についても解説していきます。

・失敗したときのダメージが大きい

独立した場合、すべての判断は自分で行うことになります。そのため患者様との間でトラブルになったときなどは、すべて自分で対応していかなければなりません。 失敗したときにフォローしてくれる先輩はいませんし、責任を分け合ってくれる会社もありません。失敗したときにはそのダメージを一人で負わなければならなくなるというのは、独立開業の大きなデメリットです。

このようなリスクを避けるためには、「開業医向けの保険」を検討するとよいでしょう。 医療事故が起きたときに保険金が下りるもので、万が一のときの心強い味方となってくれます(※一部例外もありますので、詳しくご相談ください)。

・事務処理などの雑務に時間を割かなければならない

事務処理などの雑務は、意外と煩雑なものです。医師に限ったことではありませんが、独立開業した人の多くは「税金の計算が大変だった」「経費計上のやり方が分からなくて、とても困った」と考えており、実際に日本政策金融金庫の統計では3割以上の人がこれを「開業時に苦労したこと」に挙げています。 また、これ以外にも、たとえばスタッフ募集の広告を打ったり、ホームページを作成したり、病院内の掃除をしたり……といった雑務がのしかかってくることになります。

基本的には、このような雑務による煩雑さは、「専門家」に頼ることで解決ができます。 税理士に頼ったり、広告作成業者に依頼したり、WEB制作会社の手助けを借りたり、掃除会社にお願いしたり……といったやり方です。ただしそのための業者選びは、自分で行わなければなりません。

出典:日本政策金融公庫総合研究所「2020年度新規事業開業実態調査」

・経営判断も最終的には自分で行わなければならない

独立開業をした場合、経営判断も自分で行わなければなりません。経営が上手くいかない場合は方向転換が求められますし、自院の経営状況を把握できる冷静さも持っておかなければなりません。独立開業をする場合、医師としての能力はもちろんのこと、経営者としての手腕も必要となってくるのです。

最終的な経営判断は代表者自身が行わなければなりませんが、弊社がそのお手伝いを行うことはできます。資金調達や集客ノウハウなどの支援を行うほか、上で述べた「スタッフ確保」「経理事務」のサポートを行うこともできます。

独立開業のデメリットを解消したいと考える人はぜひ相談ください。

存続できる医院にするために

ご自分のクリニックで思いどおりの医療を提供できるようになるのはこの上なく幸せなことだと思います。 独立してからのクリニック運営には細かいところで面倒やリスクがつきものですが、 正しいやり方で運営する限り何も心配することはございません。