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看護師の採用コストはいくら?

経営コラム

看護師の採用コストはいくら?

看護師の採用コストはいくら?医療機関を運営していくためには、診療科目にもよりますが、ほとんどの場合、看護師が必要になります。
今回は、その看護師採用の手法の内、紹介会社を経由して採用する場合の、注意事項をお伝え致します。

まず、紹介会社を経由して採用する場合は、必ず「紹介手数料」が発生します。
その相場は、平成25年、厚生労働省の調査により「想定年収の20%」と発表されました。
(想定年収とは、基本給だけではなく、賞与や固定残業代、各種手当も含みます。)

返金規定は、各社がそれぞれ独自の規定を設けておりますが、そのほとんどが、半年以内に返金保証がなくなります
中には、3か月経過時点で、返金保証がされなくなるというような会社や、1週間以内の退職に関しても、100%の返金保証がされないような会社も多いようです。

ただ、看護師にとっても、先生方の病院は、一つの選択肢に過ぎません。
退職する理由の中で特に多いのが、
「働いてみたけどイメージと違った」
というケースです。
この場合も、前述したように、いくらかの手数料が発生してしまいます。
さらに、退職する看護師の穴埋めのため、さらにコストが発生するという、悪循環が発生します。

ではなぜ、このようなミスマッチが発生するのでしょうか?
そもそも、一般の求人情報より、紹介会社のエージェントを介した方が、ミスマッチが発生しないという利点があるはずです。

その理由は大きく分けて2点、あります。
一つは、病院側の採用担当者が、医院のことを十分に伝えていないことが挙げられるでしょう。
ここは、病院側の採用努力で、解決できる場合もありますが、もう一つの理由は、長年採用業務を担当しなければ、見極められない可能性が高いです。

それは、「悪質な紹介会社」からの紹介です。
紹介会社は、紹介手数料がなければ、経営が成り立ちません。
そのため、医院と看護師の架け橋というよりも、「紹介手数料=売上」を上げることしか考えていない会社も多いです。
医院・看護師双方に、有利な情報ばかりを伝え、不利な情報を隠し、強引に採用させるケースもあります。
また、看護師と紹介会社が連携し、返金保証がなくなったタイミングで退職をし、再度その紹介会社を経由して別の医院に就職。その医院も返金保証がなくなったタイミングで退職をする。
というような、かなり悪質なやり方をする会社も存在します。

2017年4月6日の日経新聞でも、
“有料職業紹介ビジネスが過熱”
“行き過ぎた転職勧奨で、医療現場に支障”
と、取り上げられています。

これまで、紹介会社を経由して看護師採用をすることについて、注意事項ばかりをお伝えしましたが、看護師が必要なことには変わりません。
リスクばかりを気にしていても、課題は解決されません。

そこで、先生方に安心してご利用いただける、
弊社の「看護師採用支援」サービスです。

先生方のご要望に合わせて、独自ルートでご紹介するのはもちろんのこと、弊社と既に付き合いのある良質な紹介会社を、先生方にご紹介します。
看護師の面接は、お忙しい先生のため、代行させていただくことも可能です。
さらに、弊社は、医院のトータルサポートを主にしておりますので、紹介料などの手数料はいただいておりません。
看護師紹介の手間やコスト削減に役立つのではないでしょうか?

「こんな看護師さんに来てほしい」「こんなスキルのある看護師さんはいないか?」など本音でご相談ください。
先生方のために、クリニック支援のプロが解決します!

最後に、過去の実績をご紹介します。

実績①:男性向けクリニックの看護師不足

ご要望「クリニックのイメージに合う看護師を採用したい。」(採用活動期間1か月半)
患者様の層に合わせた20代男性看護師を他医療機関からの人脈紹介で採用支援。
「人員不足が解消されただけでなく、患者さんと看護師の会話が増え、クリニック全体の雰囲気も明るくなりました。」
と、お喜びの声をいただきました!

実績②:新規立ち上げの美容皮膚科の看護師募集

ご要望「美容業界の経験だけではなく、教育経験もある看護師がほしい。」(採用活動期間2か月)
大手美容外科で10年以上の勤務と、看護師長経験者を人脈紹介で採用支援。
「看護師長を務めていた経験から、すぐに他の看護師の中心となっていただけた。さらに、経験値が豊富なため、新たな治療メニューや医療機器を導入する際の、市場調査の手間が省け、とても助かっている。」
と、今でもその先生にお会いするたびに、おっしゃっていただけます。

実績③:紹介会社4社から数名の看護師を採用し、定着しない美容外科からの相談

相談内容「定着しないので、手数料ばかり支払い、教育期間中に退職してしまう。辞めない看護師を紹介してほしい。」
(院内働き方改革2か月)
(採用活動期間半月)
このご相談は、悪質な紹介会社からの採用が数名ありましたが、院内の雰囲気も良くないと感じたレアケースです。
まずは、退職してしまう理由を探し、その改善に励みました。もちろん先生に一番努力していただきました。
結果として、人脈紹介と紹介会社経由で4名の採用支援をし、退職者ゼロと、ご報告を受けました。

是非ご興味をお持ちになった先生は一度ご相談をください。

存続できる医院にするために

ご自分のクリニックで思いどおりの医療を提供できるようになるのはこの上なく幸せなことだと思います。 独立してからのクリニック運営には細かいところで面倒やリスクがつきものですが、 正しいやり方で運営する限り何も心配することはございません。