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診療報酬の変化

経営コラム

診療報酬の変化

診療報酬の変化について最近、診療報酬の改定のニュースを良く聞きます。
診療報酬は勤務医の先生にとっては、そこまで意識されていないと思いますが、開業医の先生たちには、自身のクリニックの収入にも大きく関わるものですので、注目度も高いはず・・・
ですから、今回は診療報酬についてお話しさせていただきます。

診療報酬とは
みなさんご存じだと思いますが、診療報酬とは保険診療の際に医療行為等の対価として計算される報酬のことで、医師の収入ではなく、医療機関・薬局の医業収入の総和を意味するものです。
診療報酬点数表に基づいて1点=10円で計算され、基本的には、患者が3割を支払い、残りを医療保険で支払われる仕組みです。

診療報酬は初診料・再診料といった基本診療料と、各種の検査や処置などによって加算される特掲診療料の合計で計算されます。

例えば、診療報酬が下がると・・・

それだけ、病院・クリニックの収入に直撃します。
仮に、月の診療日が22日、1日の患者数が50名のクリニックで診療報酬が1点(10円)下がると、月に11,000円、年間132,000円の減収になります。
それが10点(100円)の引き下げになれば、年間1,320,000円の減収になり、個人開業医にとっては、かなり大きな痛手となります。
(※上記は、基本診療の点数のみで計算をしておりますので、特掲診療の点数までもが下がると、もっと大きな減収になります。)
その減収分をカバーする為に、人件費や設備などのコスト削減、更に、診療報酬の改定に伴い、計算方法が大幅に変更されるケースもあり、減収になるだけでなく、諸手続きや、事務処理など、煩わしい業務が増えます。
そのため、医療行為そのものとはかけ離れた業務に、奮闘している個人開業医も少なくありません。
近年、上記のような行政への不満を募らせ、弊社サービスを利用する先生も、多くなってきております。
自由診療は、このような行政の影響を受けにくい為、人件費や設備のコスト削減など、本来あるべき、“より良い医療サービスの提供”から、かけ離れたことをするケースが少なく、人気を集めています。


弊社は、美容外科を中心に、コンサルティングを行っている実績があります。
医療行為に専念できる環境を希望される先生は、是非一度、お問い合わせください。

存続できる医院にするために

ご自分のクリニックで思いどおりの医療を提供できるようになるのはこの上なく幸せなことだと思います。 独立してからのクリニック運営には細かいところで面倒やリスクがつきものですが、 正しいやり方で運営する限り何も心配することはございません。