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患者様の選択肢を広げる「自由診療」について

経営コラム

患者様の選択肢を広げる「自由診療」について

Quality of life(以下「QOL」)の考えができてから、長い時間が経ちました。このQOLの概念が医療の価値観すらも左右するものとなったことは周知の事実ですが、ここではこのQOLに絡めて「自由診療という選択肢を設けることの意味」について解説していきます。

 

 

■前向きに人生を生きるために~QOLを考えた医療

 

医療におけるもっとも重要な目的のうちの一つとして、「病気を治すこと」が挙げられます。そしてこの目的を叶えるための手段として「国民健康保険」があります。非常に便利で有効性の高いこの国民健康保険は、私たちの生活を支えるうえでなくてはならないものだといえるでしょう。国民健康保険によって、国民は全員安価で医療を受けることができ、健康的な生活を送れるようになっているのです。

 

この保険診療は非常に重要なものなのですが、同時に、「保険診療内での治療だけでは、その患者様が求める『生活の質の向上』は実現しきれない」「その患者様がより良くご自身の人生を歩みたいと考えたとき、保険診療だけでは力足らずである」と感じたことのある人もいることでしょう。

 

保険診療内での治療だけを提供している場合、このような悩みに対応しきれません。 「ただ病気を治すことだけ」を目的にするのではなく、「よりその人らしい人生の選択肢を提供する治療」を目的とした場合は、自由診療も視野に入ってきます。

 

■日常を過ごしやすくするためのひとつの提案としての自由診療

 

自由診療は、患者様が日常を過ごしやすくするためのひとつの提案でもあります。 自由診療を取り入れることで治療方法の選択肢も増えますし、自分の理想とする体づくりをしたい患者様に対してアプローチしていくこともできます。

 

国民保険の適用外となる自由診療においては、患者様が医療費の全額をご自分で支払わなければなりません。そのため選択肢が増えたとしても、その選択肢を選べるかどうかはまた別問題です。

 

 

しかし私たちはだれもが、「より良き自分でありたい」と願っています。たとえ実際には選ばなかったとしても、「自分が望めばそのような治療を受けられる」という事実は患者様の気持ちを支える手段となりえます。また、「払える金額には上限はあるけれど、その範囲内でなら自由診療を受けてみたい」などのように、その人に合った治療を選びやすくなるでしょう。 患者様がどのような治療を選択するにせよ、「さまざまな治療方法のなかから自分の意志で選んだ」という経緯は、患者様自身が病気に向き合う手助けともなるはずです。

 

保険診療と自由診療は、しばしば対比して語られます。しかしこの2つは、相反するものではありませんし優劣があるものでもありません。保険診療にも自由診療にも、メリットとデメリットがあります。

 

保険診療と自由診療は、二者択一のものではありません。保険診療を基本としながら、必要に応じて・患者様の求めに応じて自由診療を提案していく、、、といったスタイルをとることもできます。

 

QOLの観点から「自分にとって好ましい医療を選べるようになる」自由診療は、患者様にとって非常に意義のあるものとなります。 また、収益の向上も見込める自由診療は、クリニック側にとってもメリットの多いものだといえるでしょう。

 

■まとめ

 

病気の治療中も、そして病気の治療が終わった後でも、その患者様の人生はずっと続いていきます。医療関係者はそのことを意識して、治療にあたらなければなりません。 そしてその「続いていく人生」をより良くするための選択肢のひとつとして、自由診療があります。

 

なお、新しいことを始める際には心配事や懸念材料も多く出てくることでしょう。その場合は当社にご相談ください。自由診療の最適な導入方法について一緒に協議していきましょう。

存続できる医院にするために

ご自分のクリニックで思いどおりの医療を提供できるようになるのはこの上なく幸せなことだと思います。 独立してからのクリニック運営には細かいところで面倒やリスクがつきものですが、 正しいやり方で運営する限り何も心配することはございません。