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自由診療に対する患者様の視点とクリニックの視点

経営コラム

自由診療に対する患者様の視点とクリニックの視点

保険診療とは異なりクリニックが自由に治療費を設定できる「自由診療」は、クリニックにとって重要な利益源となるものです。ただ、自由診療を扱おうと考えている場合は、「自由診療に対して患者様はどのような印象を持っているか」を把握しておかなければなりません。

ここでは、
・統計から見る、自由診療に対する患者様のイメージ
・自由診療をアピールする方法
について解説していきます。

■ 自由診療に対するマイナスのイメージを持つ人が圧倒的に多数派

幻冬舎ウェブマが40代以上の男女500人に対して、「自由診療に対してどのようなイメージを持っているか」を調査したデータがあります。
それによれば、実に4人に1人が「高い治療費がかかるイメージがある」と答えているということです。さらには、2位には「どんな病院を選んだらいいか分からない」、そして3位には「効果がよく分からない」がランクインしています。

上位3つがマイナスのイメージで締められており、「治療効果があるものならば頼みたい」と答えた人の割合はわずか15パーセントで4位にとどまっています。自由診療のイメージは決して良くないということを前提として、クリニック側は自由診療のアピール方法を考えていかなければなりません。

出典:幻冬舎GOLDONLINE「患者に「自由診療の効果」を正しく・広く啓蒙する方法」
https://gentosha-go.com/articles/-/18021

■ 押し付けは厳禁! 大切なのは、患者様が自ら選べるようにするための土台作り

多くの(潜在的な)患者様が自由診療に対してマイナスのイメージを持っている以上、それを無理に押し付けることは患者様離れにつながります。そのためクリニックは、自由診療を強引に勧めるのではなく、「患者様にとって有益な情報を提供する」という視点でアピールしていかなければなりません。

「効果がよく分からない」という患者様に対しては、保健医療でその病気を治療したときと自由診療で治療したときの差を説明すると分かりやすいでしょう。場合によっては写真などを提示して解説することも視野に入れます。「保険診療と自由診療では、施術内容にどんな違いがあるのですか」「保険診療と自由診療では、結果が変わってくるのですか」などの質問が寄せられることが予想されるので、それに対してこの2つを差別化した解説ができるようにしておく必要があります。

「どんな病院を選んだらいいか分からない」と悩んでいる潜在的な患者様に対しては、やはりホームページでの分かりやすい解説が有効です。まずは自分たちの病院に興味をもってもらわなければならないため、分かりやすい言葉で自由診療について語るページを設けるなどの対策を打つとよいでしょう。ちなみに、読みやすい漫画形式で訴求しているクリニックもあります。 またそのときには、ほかの病院との差別化できるポイントをアピールするのも効果的です。

「高い治療費がかかるイメージがある」という人に対しては、混合診療の提案などを行うようにします。医療費はどうしても正確な金額を出すことが難しい分野もありますが、それでもある程度の目安を伝えておくと、患者様も安心できるかもしれません。

患者様が自由診療に対して抱くマイナスのイメージの根底に流れるのは、「分からない」という不安感です。医師にとっては当たり前の知識や感覚であっても、患者様にとっては未知の分野であるということをよく理解したうえで、その「分からない」を解きほぐしていくための情報の提供が非常に重要になります。

自由診療はクリニックの利益になるだけでなく、患者様のQOLを上げることができるものでもあります。ゴリ押しは厳禁ですが、患者様の選択肢を増やすという観点から丁寧に提案していけば、「信頼のおけるクリニックである」とプラスのイメージを持ってもらえることでしょう。自由診療についてのご相談はお気軽にお寄せください。

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