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クリニックの集客のためにできること

経営コラム

クリニックの集客のためにできること

クリニックの開業はそれだけでもかなりの労力を必要とするものです。

しかしクリニックは、「開業して終わり」というものではありません。一部の特殊な例を除けば、「まったく苦労せずに、待っているだけで患者様が来てくれる」という状況にはなりえません。

そのため、クリニックでも集客のための努力は必要なのです。

インターネットでの集客

現在はインターネットを利用することが必須

インターネットの普及率が80パーセントを超えた現在、集客はインターネットを利用して行うことがほぼ必須です。どれほど優れた技術やプランがあっても、知名度が低すぎれば患者様はまず足を運びません。

インターネットで宣伝を行ううえで、まず一番初めに必要になるのは「ホームページ」です。これは集客を行ううえでの基本であり土台となるものです。

患者様の多くは、どこかのクリニックに初めて足を運ぼうとする場合、クリニック名ではなく「〇〇町 美容外科」「〇〇市 二重整形」「〇〇町 美容整形 営業時間」などで検索します。そこで上位に表示されているホームページをいくつか立ち上げて、比較検討して選んで行くスタイルがよく取られます。

そのため、何よりも先にまずホームページを作る必要があります。自分で作ることもできますが、プロに頼むことでより集客への導線を短くすることができますし、見栄えもよいものが作れます。資金にある程度余裕があるのであれば、やはりプロに頼みたいものです。

ホームページに繋げられる広告やSNSの展開を

ホームページが整ったら、インターネットで広告を打ったり、SNSを駆使して宣伝をしたりといった行動に移ります。特にインターネット上での宣伝は、「まだまったくそのクリニックを知らない人」に名前を知らしめるために有効です。

ただ広告を打つ場合は、少なくない費用がかかります。まったく手探りの状況で依頼してしまうと手間もお金も時間もかかってしまう可能性が高くなりますから、業者に頼む前に、まずは「どの層をターゲットにするか」「どんなカラーの広告を必要としているか」などを明確にしておきましょう。

クリニックに勤める人の人となりが現れるSNSは、潜在的な利用者様との距離も近く、上手く使えば非常に有効なものです。新しい情報を、タイムラグなく伝えられるというメリットもあります。無料でアカウントを作ることができるうえ、運用費用も(自クリニック内で完結すれば)かかりません。

しかしクリニックの場合、一般的な企業以上に縛りがきつく、特に「医療広告ガイドラインを遵守しているかどうか」が見られます。安易なビフォアアフター画像の投稿や、「一番」を名乗る宣伝も禁止されています。うかつなことを言ってしまうと炎上のリスクもあるため、慎重に扱わなければなりません。

アナログの方法は有用か?

インターネットを介して行う集客には、「ポータルサイトへの登録」などもあります。ただこのようにオンラインでの動きと合わせて考えたいものとして、「オフラインでの宣伝」があります。 インターネットの普及率が80パーセントを超えたと紹介しましたが、逆に20パーセント程度はインターネットを導入していない(あるいは関心が薄い)ということです。

彼らに訴求したい場合は、オフラインでの広告が重要になるでしょう。 たとえば昔からあるチラシのポスティングや、ダイレクトメールの送付などが考えられます。ここでは「美容外科」を大きく取り上げていますが、このオフラインでの活動は、特にご高齢の方を対象とすることが多い科には非常に向いています。

ただしターゲットの絞り込みという意味では精度が悪く、「チラシがどれほどの効果を示したか」のデータも取りにくいのが欠点です。 集客のための宣伝方法は、いくつかあります。

もちろんこれらを組み合わせてアピールしていくことも可能です。私たちKSメディカルサポート株式会社では、創業後の宣伝のお手伝いも行っています。不安なことがあればなんでもご相談ください。

存続できる医院にするために

ご自分のクリニックで思いどおりの医療を提供できるようになるのはこの上なく幸せなことだと思います。 独立してからのクリニック運営には細かいところで面倒やリスクがつきものですが、 正しいやり方で運営する限り何も心配することはございません。